米株が下げてるが、S&Pで2000くらいを下値メドに買い場探しで臨みたい
ニューヨークの株が下がっている。
今日はヨーロッパも下げた。
なんか世界中で、先週金曜日の米雇用統計以来、マーケットが調整している感じだ。
アメリカの中央銀行FRBは、今月17、18日にFOMCと呼ばれる金融調節のための会合をひらく。
そしておそらく、18日に発表される声明で、これまでの声明から文言が少し変更されると予想されている。
つまり、金融引き締め方向に、これから進んでいくという合図を出すといわれているのだ。
もともと、今年に入って原油が安かったり、ギリシア問題でヨーロッパがごたついたりしていたせいで、米国の金融緩和が先延ばしになるのでは?といった見方が台頭して、そのせいで株がやたらと上がっていた。
それが先週の雇用統計がよかったため、やっぱりFRBは予定をはやめて引き締めするみたいだぞ、と世界中の市場参加者が思い始めたわけだ。
だから、今年に入ってあげていたぶんが下げている感じだ。
そう思ってS&Pのチャートなんか見ると、
2月の頭頃にギリシアの問題が片付いて、そのあたりから上げ始めているのがわかる。
そのときの位置が、だいたい2000くらいだ。
今、S&Pは2050くらいだから、もし2月の頭頃まで戻るとすると、2000くらいが下値メドってことになる。
なんの根拠もないが、だいたいそんな感じで、自分の中でざっくりと下値メドをもっておく。
2000に近づいたら、買いだ。
そして、もしもそこを下回ったら、即損切り。
そんな作戦で、この米株の下げを狙おうと思っている。