日経2万円

日経平均が2万円になった。

15年ぶりらしい。

とはいえ、日経平均は225銘柄で構成されていて、東証全体のほんの一部だ。

東証全体の指数であるTOPIXは、まだまだ15年前より低い。

日経平均とTOPIXの倍率から算出されるNT倍率は、かなり高い水準だ。

これは、日経平均に採用されているような海外でも稼ぐ大企業が、円安の恩恵を受けて利益を伸ばしている、ということなのか。

それとも、日経平均という指数（だけ）を押し上げようとしている何者かの意図なのか。

いずれにしろ、いまの株価上昇がいびつなのだろう。

いびつな株価は、やがて自然な姿に修正される。

そんなわけで、NT倍率の低下に賭けた日経平均空売り、TOPIX買いを仕掛けている。

株価が自然な姿に戻っていけば、利益になるだろう。

いまの株価上昇がいびつ、という前提が間違っていれば、大火傷するのだろうけど。