投資でも重要な「やらないことリスト」
はてなブックマークで、「やらないことリスト」が話題になっている。
http://gigazine.net/news/20150412-forget-to-do-list/
この「やらないことリスト」、投資においても、すごく大事なんじゃないか、と思う。
投資の世界では、基本的にやることがいっぱいある。
ファンダメンタル分析、テクニカル分析、銘柄選択、指数動向、経済データ、金利、為替、地政学リスク、ブラックスワン…
しかも、このそれぞれに、さらに詳細な「やることリスト」が存在する。
あまりにも膨大過ぎて、とても手におえたものではない。
と書いている俺自身も、投資を始めた最初の頃は、学べば学ぶほど新しく出てくる知識に応じて、「やることリスト」を増やし続けていた。
しかし、あるとき気がついた。
キリがないって…
よくよく考えてみると、投資で成功している勝者たちは、ほとんどが「シンプルな投資ルール」を貫いている。
たぶん投資にとって大切なのは、いかに簡潔な「本当にやるべきことリスト」を作るか、なのだろう。
とはいえ、それがなかなか難しい。
だから、ついつい、これも、あれも、とリストを増やしてしまう。
その結果、膨大な「やることリスト」に忙殺されて、「本当にやるべくこと」を見逃してしまうのだ。
「やらないことリスト」を作れば、そういう無駄な作業から逃れることができるかもしれない。